音楽レビューVOL.4〜真心ブラザーズ①〜


1stアルバム。言わずと知れた名曲「どか〜ん」を収録。デビュー当初の真心はフォークユニットと言われがちだったが、それは2nd以降の事であり、この1stアルバムはかなりロックナ仕上がりになっていると個人的には強く思う。「ピーマンのうた」「のり弁女」など曲名や詩がユニークなのも初期ならでは。


このアルバムを真心の最高傑作にあげる人をよく見かける。
代表曲「荒川土手」、ロッキンオンの兵庫氏も絶賛の激渋ナンバー「頭の中」「ただただ、だらだら」を含む2ndアルバム。初期のエレファントカシマシの重たいサウンドにどことなく通じるものがあるなと感じた。

前作に比べると明るいなというのが最初の印象の三枚目。「うきうき」は真心の曲のなかでもかなり好きな曲です。

代表曲「真夏といえども」含む4thアルバム。老人をテーマにした曲が多いのが印象的。相変わらずどんよりはしているけど、その根底には後に見れるポップな要素が眠っている。ちなみに真心ブラザーズのフォーク時代と呼ばれる時期はこのアルバムで終幕。

初のベスト盤。デビュー曲の「うみ」やアルバム未収録であった代表曲「モルツのテーマ」「花のランランパワー」など多数の名曲を収録している。